コラム

【Google広告】出稿時の審査について

最終更新日:2022年03月25日

Google広告の審査について

Google広告では、リスティングなどの広告を出稿するにあたって、その内容を審査しています。Googleが定める基準をクリアすることができなかったり、ポリシー違反が見られたりする時には、広告が表示されません。すでに出稿している広告の配信も停止されます。ユーザーが広告を見て誤解をしたり、不当な形で誘導されたりしないようにするための審査です。

Google広告の審査の項目は、リンク先のページや広告に使用する画像や動画、そして広告テキストやバナー、検索キーワードといったところです。これらを個別にチェックして、どれかに問題があった場合は広告が許可されませんので、すべての項目で基準を満たしているかを確認してから出稿しなければなりません。

審査はかなりスピーディーに実施され、通常は1営業日で終了するとされています。広告内容について複雑なチェックポイントがある場合はそれ以上かかることもありますが、2営業日以上かかるのはまれです。

広告作成までの流れ

Google広告を出すためには、まずこのサービスへ登録していないといけません。Google広告のホームページからGoogleのアカウント、つまりアナリティクスやサーチコンソールに登録しているものと同じアカウントでログインします。広告の対象となるサイトURLを登録すると共に、決済用のクレジットカードなどをまだ登録していないのであれば、この時点で実行します。このアカウント登録自体はその場で終了しますので、すぐに広告出稿のプロセスに乗ることができます。

アカウント登録ができたら、新しいキャンペーンすなわち広告出稿アクションの作成をします。管理画面に、キャンペーンの作成という項目がありますので、そこから実行をします。キャンペーンは広告一つごとに作成する必要がありますので、もしいくつもの広告を同時に出したいのであれば、別々にキャンペーンを作成することになります。

キャンペーンを作成すると、キャンペーンタイプを選ぶ項目が出てきます。いくつかの選択肢がありますが、リスティング広告を出したいのであれば、「検索」というメニューを選びます。そして、成果もしくは目標を設定できますので、広告の目的に合ったものを選びます。たとえば、コンテンツの再生や販売、見込み顧客の獲得といったものがあります。その後、出稿したい地域や言語を選びますので、ターゲットに合わせて検討しましょう。

次に行うのが予算の設定です。Google広告は入札制度になっていて、高い単価を設定すれば目立つ位置に表示されますし、表示回数も多くなります。とはいえ、高い予算を組めばそれだけコストがかかり、成果に見合う費用となるか、分からないという点もあります。そのため、コストパフォーマンスを考えて予算を組む必要があります。その後、広告グループの設定をしますが、出稿する広告を分かりやすい形で分類するため、広告文に見合った名前を付けましょう。

ここまで来たら、あとは広告文を作るだけです。誘導したいリンク先のURLと、見出し1、見出し2、そして紹介文を入力します。ここが特に審査ではチェックされるところとなりますし、クリック率や成果率に直接関わってくるところですので、慎重に決めます。これで出稿手続きは終わり、審査を待つのみとなります。

審査前に確認しておくこと

Google広告のルールについて、必ず確認しておきましょう。

まず、ポリシー違反となっていないかどうかが基本となります。たとえば、薬事法違反となるような表現を使っているとか、出稿主の電話番号や名称を入れていないといったものがあります。

また、キーワードやテキスト文との関連性があるかも見られます。たとえば、リンク先のページ内容がキーワードや広告文と関連のない場合は、審査に落ちる原因となります。他に、テキスト文に誇張表現や「!」などの記号を過剰に使用しているものも、審査ではねられる理由となり得ます。

審査に落ちた場合の対応の仕方

審査に落ちてしまった場合、Google広告からその理由が示されます。とはいえ、細かく「この部分が悪い」という具体的な指摘がなされるわけではありません。ポリシー違反が見られるといった、大まかな理由だけが表示されます。そのため、もう一度Google広告出稿のルールやポリシーを見直してみましょう。多くの場合、リンク先のページとの関連性や、広告文の表現がまずいことが原因となっていますので、リライトしたりキーワードを変えたりして、再審査の依頼を出しましょう。

まとめ

Google広告では、一定のルールに違反する出稿については、審査で落として配信しないようにしています。ユーザーにとって不利益となるような内容だったり、誤解を与えるような誘導の仕方をしていたりすると、落ちやすいです。ポリシーをしっかりと確認して、問題のない状態で審査をクリアできるようにしましょう。

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