コラム

Googleショッピング広告に必要なGoogle Merchant Centerについ

最終更新日:2022年03月29日

これからの時代、ネットを使った広告は欠かせないものになってくるでしょう。その中でもGoogleのリスティング広告やショッピング広告は、多くの人の目に触れるので重要なツールになるはずです。Googleの広告戦略の中で欠かせないのが、今回紹介するGoogle Merchant Centerです。WEB広告の担当者であれば、Google Merchant Centerの活用方法についてマスターしておくといいです。

Google Merchant Centerについて

Google Merchant CenterとはGoogleの提供するサービスのひとつで、Googleショッピング広告やGoogle無料リスティングで使用する商品データについて管理するためのツールです。Googleショッピングタブを利用する際に、商品情報の登録や審査、管理、ECサイトの基本情報の登録、掲載結果の分析などが行えます。

Google Merchant Centerの役割

Google Merchant CenterはGoogleにおける各種広告への掲載をスムーズにする役割があります。特にユーザーの間でショッピング広告への掲載を目的としているケースが多いです。ショッピング広告について簡単におさらいすると、Googleのショッピングタブ内の広告枠に掲載できる広告のことです。商品の画像や商品情報が出てくるので、よりユーザーの目に留まりやすいです。

動画リマーケティングを行う際にも、Google Merchant Centerは重要な役割を担います。動画リマーケティング広告とは、Googleディスプレイ広告の枠に配信できる広告手法です。特定の商品を見ると、その商品情報だけでなく、類似商品の情報も表示されます。もともと興味を持っているユーザーに広告できるので、コンバージョンにつながりやすいです。動的リマーケティングを行うときにも、Google Merchant Centerは活用されます。

ショッピングタブに掲載される無料リスティング広告の設定をする際も、Google Merchant Centerからアプローチします。ショッピングタブの中で最大エリアで表示でき、しかも無料で掲載されます。コスパの部分でも活用したい宣伝手法です。このようにGoogle Merchant Centerを利用すれば、多様な方法で商品を広告できるわけです。

Google Merchant Centerを登録するまでの流れ

Google Merchant Centerを利用するためには、まずはアカウントを開設する必要があります。Google for Retailというページにアクセスして、Merchant Center アカウントを設定するというメッセージの下にある「始める」ボタンをクリックしてください。そしてビジネス名とWebサイトか実店舗を選択し、利用規約を読みましょう。そして利用規約に同意するにチェックを入れると、アカウント開設されました。

アカウント開設されると「商品を無料リスティングに掲載します」という画面に移行するはずです。ここから無料リスティングの設定など、各種設定の手続きに進めます。

アカウント開設後に設定すること

アカウント開設できたら、まずは無料リスティングの設定を進めます。会社情報やウェブサイト、送料など案内に従って設定を進めます。設定が完了すれば、無料リスティングの掲載準備ができた状態になります。ただまだ設定できない、すべての項目を入力できないケースもあるでしょう。その場合、左上に「←」ボタンがあるのでこちらをクリックすると、スキップできます。

ショッピング広告や動的リマーケティングの掲載を希望するのであれば、「成長」→「プログラムの管理」の順番でクリックしましょう。するといくつかメニューが右側に現れます。その中に「ショッピング広告」「動的リマーケティング」というメニューがありますので、設定したいものの下部にある「開始」ボタンをクリックしてください。

続いて無料リスティングの時と同じような設定画面が現れます。広告アカウントのリンクやアダルトコンテンツの有無、またポリシーの確認を行いましょう。メインフィードというメニューがありますので、こちらにフィードの送信先に「ショッピング広告」などのメッセージが入っていれば、設定できたことになります。

まとめ

Googleショッピングタブは、アップデートも頻繁に行われています。その結果、どんどん使い勝手のいいものになりつつあります。アメリカのGoogleではショッピングタブの中で決済までできるようになっていて、日本もそのような形になる可能性は高いです。そうなればGoogleショッピングタブを利用するユーザーも今まで以上に増えていくでしょう。このため、早い段階からGoogle Merchant Centerを使いこなせるようにしておくことはプラスになるはずです。

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