コラム

【初心者向け】PPC広告について基本的なことを学ぶ

最終更新日:2022年03月29日

Webサイトへのアクセスを増やしたい時に効果的なのがWeb広告です。Web広告にはさまざまな種類がありますが、一般的に多くの企業が最初に始めるのはPPC広告です。PPC広告は、ユーザーがクリックするときに費用が発生する広告システムとなっており、使用するなら多くのメリットがあります。

PPC広告について

PPC広告とは、ペイパークリックの略称のことで、クリックされる都度、課金されるスタイルの広告です。そのため広告が表示されても、ユーザーがクリックしなければ費用はかかりません。Webサイトの訪問につながった時だけ課金され、かつ簡単に始めることができるため手軽さと効果の高さが多くの企業から支持されています。

クリック単価は広告ごとに設定されており、広告費はクリック単価にクリック数をかけて算出されます。例えば、1回のクリック単価が100円の場合、200回のクリックで2万円、500回のクリックで5万円というように、クリックの回数が上がると費用も上がっていきます。クリックの回数で際限なく費用が上がっていくのではと心配になるかもしれませんが、予算を事前に設定できる仕組みになっています。予算の範囲で高い効果を得ることができるような形で配信されるため、限られた予算でも始めることができます。

PPC広告が選ばれる理由

数あるWeb広告の中でPPC広告が選ばれる最大の理由は、費用対効果が高いことです。PPC広告がクリックされることは、Webサイトにアクセスされたということを意味し、課金されればされるほど、Webサイトにアクセスするユーザーも増加していくからです。クリックされないとしても、広告は表示されるためユーザーに視覚的に訴え認知度も上がっていきます。

PPC広告が選ばれる別の理由は、広告の効果を測定できるため結果をもとにクリエイティブの調整や、ターゲティングの再検討を行うことができる点です。効果測定によりブラッシュアップを行いより効果的な広告の配信ができます。

効果測定の際に注目したいのは、アクセス数ではなくコンバージョン率です。サイトへのアクセスの最終目的は、問い合わせや購入というユーザーのアクションにつなげることです。そのため、クリックによるサイトアクセスがコンバージョンにつながるよう、広告を見直し費用対効果を上げていきます。

PPC広告は、低予算でも運用できるため企業から人気があります。広告費に多くの予算をかけることができない企業でも、PPC広告は低コストでスタートできるためその手軽さが支持されています。上限となるクリック単価や、予算設定により、希望通りの予算で広告の配信を行えます。

また、広告の出稿や停止、また内容の修正が簡単に行えるのも魅力の1つです。例えば、雑誌や、一定期間掲載される広告の場合、掲載途中で修正したり広告を取り下げたいという場合、対応することはほぼ不可能です。その点PPC広告は、効果測定の結果を考慮し広告を止めたり、効果を上げるため細かな修正を行ったりと、状況に応じた対応ができます。

PPC広告の種類と代表的な広告

PPC広告には、SNS広告やディスプレイ広告、またリスティング広告といった様々な種類があり、それぞれ出稿できる媒体も異なります。

SNS広告は、各SNSの投稿内に表示される広告です。SNSごとの特徴を考慮して出稿先を選択します。広告はSNSユーザーが見慣れている投稿形式で表れるため、親近感を持ってもらえ認知度を拡大させることができます。またユーザーの心をつかむような広告を打ち出せばシェアされる場合があり、さらなる拡散が期待できます。InstagramやFacebook、またLINEやTwitterなどでSNS広告の配信ができます。

ディスプレイ広告は、アプリやWebサイトの広告枠に対して、画像や動画、またテキストで表示される広告を指します。ユーザーの視覚に訴えるため、Webサイトへのアクセスや認知度の向上につながります。ターゲットとなるユーザーや、配信サイトを指定すれば、より広告の効果を期待できます。Googleのディスプレイネットワークやヤフーのディスプレイ広告が、代表的な広告媒体となります。

リスティング広告は、Webサイトやブラウザでの検索の内容により表示される広告です。特にPPC広告で始めやすいのが、検索連動型の広告でしょう。この広告のメリットは、サイトの内容に関心や興味を持っているユーザーを、サイトに誘導することができることです。集客数を増やせるので、売り上げ向上につながる場合があります。ヤフー広告とGoogle広告にて、配信することができます。

リスティング広告とPPC広告は同じ?

リスティング広告とPPC広告は、どちらもクリックすることで課金される広告ですが、まったく同じではありません。違いは、クリックで課金される方式のすべての広告をPPC広告と見なしますが、リスティング広告は検索連動型の広告のみを指します。つまり、PPC広告のくくりの中に、リスティング広告とその他広告が含まれているイメージです。

まとめ

PPC広告は、高い集客が期待でき始めやすいためWeb広告としておすすめできます。予算に合わせた設定ができるので、コストを抑えつつ配信できるのもメリットの1つです。出向先の媒体を広告に合わせて選び、ターゲットに的確にアピールして集客アップを目指していきましょう。

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