報告書作りを効率化!Googleアナリティクスのデータをエクセルにエクスポート

目次

Googleアナリティクスのデータをエクセルなどにエクスポートする方法

Googleアナリティクスでの分析結果は、PDFとしてダウンロードしたりシェアできたりするだけでなく、エクセルへエクスポートすることも可能です。

エクスポートはその時に画面に表示されているものがそのまま行われるため、まずはレポート画面を確認して、データ抽出した期間や画面設定が正しいかどうかを確認する作業から始めましょう。

Googleアナリティクスのエクセルへのエクスポートでは、「ユーザー」に関するデータ分析結果を始め、「集客」状況の分析結果、そして「行動」の分析結果の3種類をエクスポートできます。

全ての分析結果が一度に同時エクスポートできるわけではなく、この3種類の中から、どのデータをエクスポートしたいのかを選んだ上で行います。

Googleアナリティクスのユーザーサマリー画面では、画面上部の左側に、いくつかのメニューが表示されています。

そのナビゲーションメニューの中から「エクスポート」を選択すると、どんなファイル形式でエクスポートしたいのかというドロップダウンメニューが現れます。

エクセルへエクスポートする際には、その中から「TSV形式(Excel)」を選んでください。

ちなみに、PDFファイルとしてGoogleアナリティクス結果をダウンロードする際には、同じメニューの中からPDFを選択することができます。

エクセルへエクスポートすると、3つのシートにデータ分析結果がまとめられていて、「サマリー」「データセット1」「データセット2」というシートタイトルが自動でつけられます。

このうち、サマリーシートには、データを抽出した期間やデータへのリンクが表示されています。リンクをクリックすると、データセットのシートのうち、該当するデータへと移動できます。

データセット1のシートには、Googleアナリティクスで分析したページビュー数やユーザーの直帰・離脱率、ページ当たりの価値などが、ページランキング形式で表示されます。

データセット2では、Googleアナリティクスのレポートに表示されているグラフデータが数値として表示されます。

自動エクスポートで効率化を図ろう

Googleアナリティクスからエクセルへのエクスポートは、Googleスプレッドシートというアドオンを使うことで、自動エクスポートが可能となります。

Googleアナリティクスのデータは毎日変化しており、それを頻繁にエクスポートする作業は大変です。

自動エクスポート機能を使えば、その日ごとの流入元別にセッション数をカウントしてエクスポートしてくれる他、入り口ページごとの直帰率、そしてユーザーごとのコンバージョン率など、知りたい情報をGoogleアナリティクスが自動解析した上で、エクセルへと自動エクスポートできます。作業の効率化という点では、ぜひ知っておきたいアドオン機能ではないでしょうか。

文字化けした時は文字コードを変える

Googleアナリティクスからのエクスポートは、TSV(エクセル)形式やCSV形式を選ぶと、文字化けしてしまうことがあります。

その理由は、エクスポートのプロセスがUTF-8という文字コードで行われるためです。

文字化けしたデータはそのまま使うことができませんが、手作業で文字コードを変更すれば、簡単に文字化けを修正できます。

Googleアナリティクスからエクスポートする際に、最終的にエクセルへのエクスポートを希望する場合でもあえてTSV形式を選ばずに、テキストエディタのCSV形式を指定してください。

この形式でエクスポートすると、メモ帳やTerapadなどのプログラムでファイルを開くことができるため、エクスポートの際には「次のファイルを開こうとしています」と表示され、ユーザー自身がプログラムを選べる画面が表示されます。ここで、メモ帳を選択します。

このメモ帳ファイルを「名前を付けて保存」する際に、ANSIまたはShift-JISという文字コードに変更すると、文字化けが自然に修正されます。

少し手間がかかる作業ですが、作業自体はそれほど難しくありません。

文字化けしてしまっても焦らず、冷静にサッと文字コードを修正して、文字化けを解消しましょう。

まとめ

Googleアナリティクスは、エクセルへエクスポートできます。

ページのパフォーマンスやユーザーの行動など、エクスポートしたい項目を指定するとともに、どの期間を対象にするかを決めた上で、エクスポートしましょう。

自動エクスポートというアドオンを使えば、その作業がすべて自動化でき、エクスポート作業における工数をゼロにすることも可能です。

エクセルへのエクスポートでは文字化けが発生することがありますが、その際にはまずCSV形式でエクスポートした上で文字コードを変えると、文字化けを解消できます。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる