Googleアナリティクスは正規表現を理解すればもっと高度な分析ができる

Googleアナリティクスを活用することで、いろいろな分析ができ、自社サイトの集客力をアップできます。Googleアナリティクスで高度な分析をするために欠かせないキーワードなのが、今回見ていく正規表現です。

目次

正規表現について

正規表現とは、特定のパターンで文字列を表現する手法のことです。この時特殊な文字や記号を利用します。

例えば0050、0067、0017…など最初の数字が「00」で始まる文字列があったと仮定しましょう。正規表現で「最初の2桁が00で始まる」というルールを設定します。そうすれば、ほかの桁の文字が異なったとしても、一つのまとまりとして処理が可能です。

正規表現を使うタイミング

では具体的に正規表現をGoogleアナリティクスで使うタイミングはどこにあるのか、いくつかのきっかけが考えられます。例えば自社のサイトでブログ記事を掲載しているものも多いでしょう。もしブログ記事のURLがドメインの後全て一緒であれば、正規表現でまとめることができます。一つのセグメントに簡単にまとめられますし、どんなに数があっても区分けができるわけです。すると例えばGoogleアナリティクスでビューフィルタやCV、ユーザーリスト、コンテンツグループの項目を分析するときに、セグメント全体でチェックできます。

またURLで分析対象の限定や除外も可能です。カスタムフィルタにおけるフィルタパターンで正規表現を設定したとします。OR条件もしくはAND条件の組み合わせによって複数IPを除外したり、サブディレクトリのデータ取得も可能になります。従来よりもフレキシブルにフィルタを作成できるわけです。

Googleアナリティクスで使われる代表的な正規表現

正規表現はフレキシブルな特性があって、さまざまな指定に対応しています。その中でもGoogleアナリティクスで活用できる正規表現はいくつかあります。

まずは前方一致です。^固定文字列によって指定できます。URLの先頭部分が一致していて、末尾が異なる場合、^を用いることで前方のURLの一致しているものをまとめられます。ただし一つ注意点があります。.や?の前にはバックスラッシュを配置しないと正確に処理ができなくなります。

逆に後方一致する場合には、固定文字列の後に$を付けましょう。エリアや商品ごとに到達ページが複数存在している、到達ページにクエリパラメータが含まれていない場合に用いられることが多いです。

前方一致と後方一致を同時に行う正規表現もあります。注文IDや商品コードがURLの中間部分に入ってしまっているときなどに重宝します。先ほど紹介した前方一致と後方一致はそのままで両者の間に.+を加えましょう。

部分一致もGoogleアナリティクスでしばしば使われる正規表現の一つです。URLパスの中に特定の文字列が含まれているという条件設定です。Googleアナリティクス単体では、特定の文字列を含む条件を到達ページの要件に含めることができません。しかし正規表現を利用すれば、それが可能になります。具体的な方法は到達ページのパターンの中の.もしくは?の前にエスケープ文字を置く形になります。

完全一致も正規表現でしばしば利用されるパターンです。目標URLが数ページと限定的で、すべて列挙してもさほど手間にならない場合に用いられます。また到達ページのURLに一貫した法則がない場合にも利用するといいでしょう。この場合、固定文字列の間に|を入れます。|にはORという意味があるからです。そして前後に^と$を加えます。ちなみに固定文字列のグループをカッコで囲むことで、パターンがより明確になるのでおすすめです。

正規表現の使用例

では具体的にどのようにGoogleアナリティクスで正規表現を使えばいいのか、ここではGoogleとYahoo!からサイトにアクセスしたユーザー数に絞り込んでみる場合を想定してみました。

まずGoogleアナリティクスで「集客」から「すべてのトラフィック」、そして「参照元/メディア」の順番で選択します。しかしこれだと全ての参照元が対象になってしまいます。そこで右上の検索欄に「Google|Yahoo!」と入力します。対象の数があまり多くないので、OR条件で特定のメディアを指定しても差し支えはありません。するとGoogleとYahoo!だけの結果が表示されるはずです。

まとめ

Googleアナリティクスを利用して、思うように分析ができないと悩んでいる人はいませんか?もし問題を抱えているようであれば、正規表現を活用することで自分の希望するデータが得られるでしょう。特殊な記号を使って指定しなければならないので、最初のうちは作業に手間取るかもしれません。しかし何度も繰り返し行っていると、だんだんとスムーズに分析ができるようになります。正規表現を使いこなせれば、Googleアナリティクスの用途のバリエーションもぐっと広がるでしょう。

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