Facebookのビジネスアカウントについて
Facebookのビジネスアカウントとは、Facebook広告アカウントとも呼ばれていて、Facebook内に広告を掲載したり、その管理、またファンページの管理をしたい場合に利用することができます。ビジネスアカウントでも、アカウントはユーザー1人ごとに管理するというルールがあり、ビジネスアカウントだからといって、1人で複数のアカウントを管理することはルール違反となってしまいます。
ビジネスアカウントと個人アカウントは違いを比較
Facebookのビジネスアカウントと個人アカウントでは、コンテンツのビジュアル面において違いはありません。しかし、ビジネスアカウントではFacebook内に広告を掲載することが可能なのに対して、個人アカウントでは広告掲載機能はついていません。ビジネスアカウントの方が利用できる機能が多い点が、大きく異なります。
また、Facebook内の設定においても、大きな違いがあります。個人アカウントは、登録名は本名のみとなっていますが、ビジネスアカウントでは会社名やサービス名、また商品名での登録も可能です。しかし、ビジネスアカウントでは友達申請はできません。それに、個人のアカウントに対してコンタクトを取ることもできません。
ビジネスアカウントでは、トップページはファンページとなります。個人アカウントの場合には、個人管理画面なので、ページの使い方においても大きな違いがあります。また、このファンページへの書き込みに対しても、いいねを付けたり、コメントを書くことが禁止となっている点もビジネスアカウントの特徴です。
ビジネスアカウントを開設する目的
Facebookでビジネスアカウントを開設する目的は、ずばり広告の掲載ではないでしょうか。個人アカウントでは、どんなにたくさんの友達がいても、広告を掲載することはできません。しかしビジネスアカウントを開設すれば、お友達でなくても、そのユーザーのプロフィールや過去の閲覧履歴などを元に、広告を掲載することが可能です。より多くのユーザーへ商品やサービスを知ってもらうことで、商品の知名度をアップすることができますし、自社サイトへの流入ユーザー数を増やしたり、コンバージョン数のアップにもつながります。
ビジネスアカウント開設する方法
Facebookのビジネスアカウントを開設するためには、まず最初に個人アカウントへログインし、その上でビジネスアカウントを取得するという流れとなります。
個人アカウントにログインしている状態から、ページトップにある「アカウント作成」を選択し、その中からページを選びます。すると、ビジネスアカウントを取得するのか、又はコミュニティページを取得するのかなどの設定をした上で、ビジネスアカウントを開設できます。このプロセスの中では、ビジネスアカウントのメインタイトルとなるページ名や企業名、ブランド名などを細かく設定します。これは、ビジネスアカウントにとっては顔となる部分なので、しっかり詳細まで設定したいものです。
やった方がいい初期設定
ビジネスアカウントを開設したら、まずは細かい初期設定も行いましょう。例えばプロフィール写真を設定する作業は、後から設定することも可能ですが、ビジネスの顔となる写真なので、できるだけ解像度が高い写真を選んで、クリアなプロフィール写真を設定しましょう。
また、ビジネスアカウントでは、公開範囲は「公開」がデフォルト設定となっています。ページの準備ができるまでは「非公開」にしておくことをおすすめします。
Facebookのビジネスアカウントでは、ページを訪問したユーザーも投稿できるかどうかという設定を決めることができます。ビジター投稿をオンにすると、ユーザー自身が購入した商品の写真を投稿するなど、より大きな宣伝効果が期待できます。
企業アカウントは作成してからの運用が大事
Facebookの企業アカウントは、作成することだけが重要というわけではなく、広告を掲載しながら広くユーザーに宣伝活動を継続して行うことが、とても大切です。そのため、ページ内容は常に見直して、改善できる部分は積極的に修正しましょう。また、ユーザーからのレビューや感想を投稿できる機能を付けたり、イベント開催をPRできる機能を付けるなど、ビジネスアカウントを通して、たくさんのユーザーに幅広く宣伝できるという魅力もあります。
さらに、ページ内にコミュニティを形成して、ユーザー同士がコミュニケーションを取れる空間づくりができるのも、ビジネスアカウントならではの魅力です。
まとめ
Facebookのビジネスアカウントは、個人アカウントを持っている人なら誰でも開設できます。個人アカウントとは利用可能な機能が大きく異なり、広告掲載やファンページを作ることも、ビジネスアカウントならではのメリットです。作成する部分が最も重要ではなく、作成後の運用次第で、マーケティング効果は大きく異なります。