コラム

【たった3つのポイントで差をつける】使いやすいホームページが集客UP!?ユーザビリティー向上のコツ

最終更新日:2024年06月05日
ユーザビリティ 写真

ホームページのデザインに悩んでいませんか?斬新なデザインも良いですが、実は「使いやすさ」こそが集客のポイント。今回は、ユーザビリティー向上のための3つのポイントをご紹介します。

ユーザビリティーとは?使いやすさが重要な理由

ユーザビリティーの基本概念

ユーザビリティーとは、ウェブサイトやアプリケーションなどの利用者が、目的を達成するまでの効率性、満足度、使いやすさを表す指標です。つまり、ユーザーがストレスなく、迷わずに目的のページや情報にたどり着けるかどうかが重要なのです。ホームページの場合、訪問者が求める情報を素早く見つけられ、満足度の高い体験ができるかどうかがユーザビリティーの良し悪しを決定づけます。

離脱率を下げ、集客アップにつなげる

使いづらいホームページは、訪問者が目的の情報を見つけられずに離脱してしまう可能性が高くなります。これでは、せっかくの訪問者を逃してしまい、集客につなげることができません。一方、ユーザビリティーの高いホームページは、訪問者の満足度を上げ、滞在時間を延ばすことができます。その結果、問い合わせや商品購入などの目的の行動を促し、集客アップにつなげることができるのです。

ポイント1:シンプルなナビゲーション設計

メニューの配置と表現を工夫

ユーザーがホームページ内を円滑に移動できるよう、ナビゲーションメニューの配置と表現を工夫することが大切です。メニューは、ページの上部や左側に配置するのが一般的で、訪問者の目に留まりやすい位置だと言えます。また、メニューの項目名は、「製品情報」「サービス内容」「お問い合わせ」など、わかりやすく具体的な表現を心がけましょう。階層構造も深くなり過ぎないよう、3階層以内に収めるのが理想的です。

検索機能で目的のページにスムーズに誘導

ホームページ内の検索機能も、ユーザビリティー向上に欠かせない要素です。特に、商品数の多いECサイトなどでは、ユーザーが目的の商品をすぐに見つけられるよう、検索窓を目立つ位置に配置しておくことが重要です。また、検索結果のページも見やすくデザインし、ユーザーが求める情報に素早くたどり着けるよう配慮しましょう。

ポイント2:読みやすく、分かりやすいコンテンツ

適切な文字サイズとフォントの選択

ホームページの内容を読みやすくするために、適切な文字サイズとフォントを選ぶことが大切です。本文の文字サイズは、16px以上が望ましいでしょう。高齢者などを対象とする場合は、さらに大きめの文字サイズを検討しても良いかもしれません。フォントは、ゴシック体やサンセリフ体など、画面上で読みやすいものを選びましょう。また、背景色と文字色のコントラストにも気を配り、誰でも快適に読めるデザインを心がけることが重要です。

画像や動画を活用した情報伝達

文字だけでは理解しにくい情報も、画像や動画を使えば効果的に伝えられます。例えば、製品の特徴や使い方を説明する際、写真や図解を交えることで、ユーザーの理解度を高められるでしょう。また、サービスの雰囲気を伝えるのに、動画を活用するのも一つの手です。ただし、画像や動画の表示速度にも配慮が必要です。ファイルサイズを適切に調整し、表示速度が遅くならないよう注意しましょう。

スマートフォン対応で快適に閲覧

今や多くのユーザーがスマートフォンでウェブサイトを閲覧しています。そのため、ホームページがスマートフォンに最適化されていることが極めて重要です。レスポンシブデザインを採用し、画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整されるよう設計しましょう。また、スマートフォンでの操作性も考慮し、ボタンやリンクのサイズを十分に大きくするなど、ユーザビリティーに配慮することが求められます。

ポイント3:ユーザーの行動を意識した導線設計

目的のページへの動線を明確に

ユーザーがホームページを訪問する際、必ず何らかの目的を持っています。その目的を達成するために、ユーザーを目的のページへスムーズに誘導することが重要です。例えば、お問い合わせフォームへの動線を明確にしたり、商品購入のためのカートボタンを目立つ位置に配置したりするなど、ユーザーの行動を意識した設計が求められます。ユーザーが迷わず、ストレスなく目的を達成できるよう、導線を最適化しましょう。

CTA(コールトゥアクション)でユーザーを適切に誘導

CTA(コールトゥアクション)とは、ユーザーに特定のアクションを促すための要素です。例えば、「今すぐ申し込む」「無料で資料請求」といったボタンやリンクがCTAに当たります。CTAを適切な位置に配置し、目立つデザインにすることで、ユーザーを目的の行動へと誘導できます。CTAのテキストは、ユーザーにとって魅力的で行動を促すような言葉を選ぶことが大切です。また、CTAの数は絞り込み、ユーザーを混乱させないよう注意しましょう。

ユーザビリティーチェックリストで自社サイトを診断

10の項目でホームページの使いやすさを評価

自社のホームページのユーザビリティーを向上させるには、現状を正しく把握することが第一歩です。以下の10項目を基準に、ホームページの使いやすさを評価してみましょう。

  1. ナビゲーションは分かりやすく、使いやすいか
  2. 重要なコンテンツに素早くたどり着けるか
  3. 文字の大きさやフォントは読みやすいか
  4. 画像や動画は適切に使用されているか
  5. スマートフォンでの表示は最適化されているか
  6. 目的のページへの導線は明確か
  7. CTAは適切な位置に配置されているか
  8. ページの表示速度は速いか
  9. 404エラーページは適切に設定されているか
  10. サイト内検索は正しく機能しているか

専門家に相談し、効果的な改善策を実施

チェックリストで自社ホームページのユーザビリティーを評価した結果、改善点が見つかったら、専門家に相談するのも一つの方法です。ウェブデザイナーやUIデザイナーといった専門家は、ユーザビリティー向上のためのノウハウを豊富に持っています。専門家の知見を借りることで、効果的な改善策を実施し、ホームページの使いやすさを大幅に向上させられるでしょう。

まとめ:使いやすいホームページが選ばれる時代

  • ユーザー目線に立ったデザインが重要
  • 継続的な改善でユーザビリティーを高める
  • アクセス解析データを活用し、ユーザーの動向を定期的に分析
  • ユーザーのニーズや行動の変化に合わせて、ホームページを進化させる
  • ユーザビリティーの高いホームページが、集客アップや売上向上につながる

インターネットの普及により、ユーザーは数多くのホームページの中から、自分のニーズに合ったものを選ぶ時代になりました。そんな中で、ユーザーに選ばれるホームページになるには、徹底的にユーザー目線に立ったデザインが重要です。
ただし、ユーザビリティーの向上は一朝一夕では実現できません。ユーザーのニーズや行動は常に変化しているため、継続的にホームページを改善していく必要があります。アクセス解析データなどを活用し、ユーザーの動向を定期的に分析しましょう。そして、その結果をもとに、ホームページの使いやすさを少しずつ高めていくことが大切です。
継続的な改善を積み重ねることで、ユーザーから愛されるホームページを作り上げられるはずです。

執筆者

三浦 巧

三浦 巧 / 集客アドバイザー

オンライン・オフライン問わず集客をお手伝いしています。イメージ広告よりもダイレクト広告が得意で、割と幅広い情報に精通。企業は営業特化型よりも総合力が高い方が強いがモットー。

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