ホームページを運営するにあたって、Googleアナリティクスは非常に重宝するツールです。どのようなユーザー層が自分のWebサイトを見ているのかなど、分析できるからです。Googleアナリティクスを設定するにあたって、今回紹介するトラッキングIDは必要です。
GoogleアナリティクスのトラッキングIDってなに？
GoogleアナリティクスのトラッキングIDとは、トラッキングコードの文字列のことです。「○○－000000－1」のような文字列で設定されます。Googleアナリティクスはアクセス解析を行いますが、そのためにはサーバーにデータ送信を行うためのプログラムが必要です。このプログラムを、トラッキングコードと言います。
もしGoogleアナリティクスで自社サイトのアクセス解析をするためには、すべてのホームページのサイトにトラッキングコードを貼らないといけません。トラッキングコードは2つの要素によって構成されています。データを計測するためのパートと設定・データ送信部分のパートの2種類です。トラッキングIDはこの中でも後者の文字列を意味します。トラッキングIDをきちんと入力することで、Googleアナリティクスでより正確なアクセス解析ができるわけです。
トラッキングIDを発行方法
Googleアナリティクスでサイト解析するために必要なトラッキングIDの発行方法ですが、まずGoogleアナリティクスの左下に位置する歯車のアイコンをクリックしてください。これは「管理」メニューです。次にプロパティの下に赤枠が現れるはずです。こちらをクリックするといくつかメニューが表示されるはずです。その中でも「新しいプロパティを作成」というメニューをクリックします。
すると「新しいプロパティ」ダイアログが画面に表示されます。Webサイトの名前とURL、業種、レポートのタイムゾーンの4項目を設定します。そして下部にある「トラッキングIDの取得」ボタンをクリックしましょう。これで発行手続きは完了です。すると画面がまた変わって、左上のところに割り振られたトラッキングIDが表示されます。ちなみにその下にはアルファベットの長文の文字列が表示されているはずです。これが皆さんのサイトに割り振られたトラッキングコードになります。
トラッキングIDを確認方法
発行されたトラッキングIDは後日確認することも可能です。確認方法はとても簡単なステップで完了しますので、覚えておくといいでしょう。まずGoogleアナリティクスのメイン画面の左下にある管理メニューを表す歯車のアイコンをクリックしましょう。すると右側にアカウントとプロパティのメニューが出てくるでしょう。このうち右側に表示されているプロパティの中の「プロパティ設定」をクリックします。
すると「プロパティ設定」ダイアログが表示されます。上部の「基本設定」の一番上のところにトラッキングIDが評されているはずです。ここで確認してください。数ステップで完結しますので、トラッキングIDを忘れてしまった際に、空き時間などを利用してチェックしてみるといいでしょう。
トラッキングコードの設置の仕方
トラッキングIDが発行されただけでは、Googleアナリティクスのアクセス解析は機能しません。トラッキングコードをページに設置することで初めて、Googleアナリティクスの分析対象になります。トラッキングコードを設置するには、Googleアナリティクスのメイン画面の左下の歯車アイコンをクリックしましょう。次にプロパティメニューにある「トラッキング情報」→「トラッキングコード」の順番にクリックしてください。
するとみなさんに割り当てられたトラッキングIDやトラッキングコードが表示されるはずです。トラッキングIDの下部に「ウェブサイトのトラッキング」という項目があり、アルファベットの羅列が表示されているでしょう。これがトラッキングコードです。この部分をすべてコピーしてください。
今度は皆さんの対象のWebサイトのページにトラッキングコードを貼り付けます。ここで重要なのは、どこに貼り付けるかです。サイトのソースをチェックすると＜/head＞タグがあるはずです。この直前にトラッキングコードを貼り付けましょう。これでトラッキングコードの貼り付け作業は完了です。ここからGoogleアナリティクスが皆さんのページのデータ計測ができるようになりました。
まとめ
Googleアナリティクスのアクセス解析を進めるにあたって、トラッキングIDを取得することは第一歩といえます。もしこれがうまく機能しないと、正確にみなさんのサイトのアクセス解析ができなくなってしまいます。上で見たように決して難しい作業ではありません。ホームページを立ち上げたら、できるだけ早くトラッキングIDとトラッキングコードを取得して、自分のページに反映させましょう。
