コラム

その画像サイズは適正?Facebook広告で効果的な画像サイズについて

最終更新日:2023年11月29日

Facebook広告の画像サイズについて

Facebook広告では画像とテキストを掲載することができますが、その際画像サイズを選択しなければなりません。いくつもの画像サイズの中から選ぶことになりますので、初めての利用だと戸惑うこともあるでしょう。

まず、いきなり画像サイズを選ぶのではなく、アスペクト比を選択することから始めます。アスペクト比とは画面の縦横の比率のことで、画像を縦長にするか、横長にするかという調整をすることができます。このアスペクト比によって、かなり画面における見え方に違いがありますので、慎重に決定すべきです。また、スマホやタブレットの画面のサイズや形状によっても見え方が変わってきます。そのため、どのタイプで表示させるかをイメージした上で、この設定をします。

その後、画像サイズを数値で具体的に設定するのですが、先に選んだアスペクト比ごとに、細かく選択肢があります。そのため、汎用性があるか、実際に効果があがるかといった観点から試していく必要があります。一つの考え方としては、画面の中で大きく表示されるほど、タップされる確率は高くなりますし、訴求性も上がります。アスペクト比の中でより大きく表示されるサイズを選んでいくことも有効な手段と言えます。

パソコンかモバイルかどっちを重要視するか

画像サイズは、パソコンかモバイルかによって、選び方が変わります。そもそも、パソコンモニターとスマホでは、前述のアスペクト比も、画面サイズ自体も異なるからです。どちらかを重視して、そこに合わせて設定をするのがベストですが、これは扱っている商品やサービス、そして実際にアクセスしているユーザーの傾向によって違います。

購買層がスマホユーザーのパソコンユーザーのどちらが多いのかをチェックしましょう。また、自社サイトやFacebookページへのアクセス解析から、利用されている端末の種類を分析して、その多い方を重視して、画像サイズを決めます。一般的にはスマホユーザーの方が多い傾向にあり、サイトもすでにスマホユーザー向けが大部分を占めるようになっていますが、SNSはさらにその傾向が強いので、迷ったらスマホ向けの画像を選択すると良いでしょう。

豊富な広告フォーマットの種類

Facebook広告の魅力の一つは、広告フォーマットがとても多いということです。10を超える種類が用意されていて、それぞれのマーケティングプランに合わせて選べます。一番シンプルなのは「画像広告」と呼ばれるもので、画像1枚とショートテキストだけを表示させます。気軽に作ることができて、単価が安いといったメリットがあります。動画広告は、ショートムービーを表示させます。「コレクション広告」は、クリックすると自動的に商品詳細ページに行くというものです。クーポンを表示させるフォーマットや、広告の中でゲームができる「プライアブル広告」というものまで存在します。

よく使われる画像サイズ

利用度が高い画像サイズは1,080×1,080の正方形です。これは、訴求効果というよりも汎用性が高いために、多くのデバイスや表示環境に対応できるということで選ばれています。縦長画面でも横長画面でも中央に、切れることなくすべての画像が表示されますし、大きく見えて、とても使いやすいのです。

よく使われる動画サイズ

動画サイズについても、ほぼ同じ考えが適用されます。汎用性を重視して、アスペクト比は1:1にしているケースが多いです。サイズに関しては1,080×1,080がやはり多く、スマホでもパソコンでも見やすいサイズに調整されます。一方で、完全にスマホユーザーをターゲットとしているのであれば、1,080×1,920の広めの動画も利用度が高いです。フル画面で表示されるため、インパクトが強いからです。

画像や動画を使う際に気を付けるポイント

ユーザーは見た瞬間に、引き続き広告を見るか、消すかを決めます。そのため、インパクトがあり、分かりやすい画像や動画を準備しないといけません。また、テキストや音声を確認しないケースも多いので、画像のみや映像のみでも分かるアピールをすることを目指します。

スマホユーザーが見ることが多いので、小さな画面でもはっきりと視認できるかを確認しましょう。テロップや商品の表示など、パソコンではちょうどよい大きさに見えても、スマホだと小さくて分からないということもあるからです。

まとめ

Facebook広告は、豊富なフォーマットやサイズから選ぶことができて、アピールしたい商材やターゲットにマッチした広告を出せるのが魅力です。そのためには、商品とユーザーの分析が欠かせません。また、いくつかの異なる種類を試してみて、どれが一番効果が出るかというチャレンジも求められます。いろいろな案を出して試行錯誤を繰り返し、一番効果の高いものを見つけましょう。

執筆者

三浦 巧

三浦 巧 / 集客アドバイザー

オンライン・オフライン問わず集客をお手伝いしています。イメージ広告よりもダイレクト広告が得意で、割と幅広い情報に精通。企業は営業特化型よりも総合力が高い方が強いがモットー。

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