コラム

LINE広告の基本的な知識を学ぶ

最終更新日:2022年03月29日

LINE広告について

コミュニケーションアプリ、LINEを始めとしたLINE株式会社のサービスに配信できる広告がLINE広告です。

LINE広告の特色

TwitterなどのSNSを全くやっておらず、SNSへの広告の配信ではアプローチできない人も珍しくはありません。一方、SNSをやっていないがLINEで家族や友人とトークする人は多く、LINE広告であれば既存のSNSで取りこぼしてしまいがちな人にもアプローチできます。

LINE広告が利用される理由

LINE利用者の年齢層は非常に幅広く、様々な年代のユーザーに広告を届けられる点は高く評価されているポイントです。トーク機能はもちろんのこと、それ以外のサービスでもアクティブ率が高く、ユーザーが広告を目にする機会が多い点も見逃せません。

広告が配信される個所

LINE広告が配信される場所は全部で11もあり、まずはメッセージのやり取りで必ず目にするトークリストの上部です。2つ目はタイムラインで、友達として追加したアカウントや公式アカウントの投稿を見れるタイムラインタブ、おすすめの投稿を見れるディスカバリータブの両方で広告が配信されます。3つ目は「LINE NEWS」内で、こちらは当日や前日のニュースの中から注目度の高いものをピックアップし配信するサービスです。「LINE NEWS」の記事一覧ページ、各種メディアが開設しているアカウントメディアの記事一覧に広告が配信されます。4つ目は「LINE Pay」など、LINEの金融関連サービスをまとめているウォレットのタブ内です。5つ目は電子コミックストアである「LINEマンガ」内で、こちらはスマートフォン向けの電子コミックストアとしては最大手の1つです。

6つ目はポイントサービスの「LINEポイント」内で、ミッションのクリアなどによりポイントをお手軽に貯められることから、多くのユーザーが利用しています。7つ目はブログサービスの「LINE BLOG」内で、芸能人などの公式ブロガーの数は現時点で2,500以上と非常に多く、比例するように公式ブロガーをフォローするユーザーも多いのが大きな特徴です。8つ目は地元のスーパーなどのセール情報を見れる「LINEチラシ」内で、お得な商品を探しているユーザーにアプローチできます。9つ目は「LINEクーポン」内で、こちらはコンビニやファミレスを始めとする様々な店舗で利用できる人気のモバイルクーポンです。続いてはLINE上で買い物ができる「LINEショッピング」内で、こちらではファッションアイテムなど様々な商品を購入可能です。最後は「LINE広告ネットワーク」で、LINEを中心としたアドネットワークに広告を配信できます。TikTok、AbemaTVを始めとした外部のアプリもLINE広告ネットワークに参加しており、幅広い媒体に広告を配信できるのが魅力です。

LINE広告のクリエイティブのフォーマットについて

クリエイティブはLINE広告で使われる画像や動画のことで、サイズや利用できる配信先が異なる5種類のフォーマットにあわせた素材を用意する必要があります。Cardは画像の場合は1200×628px、動画の場合は16:9のサイズに対応しており、ほとんどの場所に配信できるオーソドックスなスタイルです。Squareは、Card同様に配信先の制限がほとんどなく、1080×1080pxの画像、1:1の動画に対応しています。Verticalは動画専用のフォーマットで、現時点ではタイムライン以外への配信はできません。対応サイズは9:16に限られており、タップされることで全画面に動画が表示されるのが大きな特徴です。カルーセルは1080×1080pxの画像専用のフォーマットで、最大で10枚の画像をスライドショーのように表示可能です。配信先はやや限られているものの、画像ごとに違うタイトルやリンク先を指定できるという独自の魅力があります。画像+テキストは名前の通り画像とテキストで構成されるフォーマットで、ディスクリプションを設定できないものの、利用ユーザーの多いトークリストに配信されるのが大きなメリットです。

ターゲティングの仕方

LINE広告のターゲティングはデモグラフィック配信、オーディエンス配信、類似配信の3つが基本で、デモグラフィック配信ではユーザーの年齢、性別などのデータから絞り込みを行います。オーディエンス配信はLINE公式アカウントと友達になっている、アプリ内で購入を行ったなど、LINE内での行動を参照するターゲティング手法です。類似配信はオーディエンス配信をベースにした手法で、オーディエンス配信で設定したユーザーと行動が似ているユーザーを狙うことができます。

広告配信までの流れ

まずは法人向けサービスの「LINE for Business」でLINEビジネスIDを取得し、広告アカウント作成に必要な公式アカウントの開設手続きを終えてください。そして、LINEビジネスIDの管理画面から広告アカウントを作成したら、クレジットカードの登録、画像や動画の入稿や広告設定を行い、LINEの審査を待つという流れです。

まとめ

ユーザー数が多い、配信先が豊富といった魅力がLINE広告にはあるので、宣伝に活用するとよいでしょう。(2021年現在)

執筆者

三浦 巧

三浦 巧 / 集客アドバイザー

オンライン・オフライン問わず集客をお手伝いしています。イメージ広告よりもダイレクト広告が得意で、割と幅広い情報に精通。企業は営業特化型よりも総合力が高い方が強いがモットー。

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