コラム

バナー広告の基礎知識から運用までを学んでいく

最終更新日:2022年03月29日

Webマーケティングを進めるにあたって、バナー広告は理解しておくべき基礎的な事柄です。バナー広告の仕組みやメリット・デメリットを理解していないのであれば、まずはこちらから学習していきましょう。正しい戦略が理解できれば、思っている以上の広告効果が期待できるかもしれません。

バナー広告について

バナー広告とはWebサイト上に貼り付けられる広告のことで、画像もしくは動画で表示できるスタイルです。サイトによっては「ディスプレイ広告」と紹介されることもありますが、同義です。Yahoo!Japanのパソコン版で見ていきましょう。トップページの右上に広告が掲載されていませんか?これがバナー広告です。

バナー広告を使う場合のメリットとデメリット

バナー広告の最大のメリットといわれているのは、ビジュアル的なインパクトです。画像や動画を活用できるので、テキストだけの時と見た目のインパクトが強いです。商品やブランドなどのコンセプトをはじめとした伝えたいメッセージを見る者にダイレクトに伝えられます。目につきやすいので、バナー広告であればより多くのクリックが期待できます。

バナー広告のデメリットは、やはり作成に時間がかかる点でしょう。広告の効果をあげるためには、いかに自分たちの伝えたいメッセージを正しく届けられるかです。そのためにはクリエイティブなスキルが求められます。試行錯誤をする必要があり、バナーを乗せるまでにはそれなりのコストや手間がかかりますので注意しましょう。

クリック課金や成果報酬式など課金方式について

バナー広告を出すにあたって課金方式が気になるところです。課金方式はいくつか種類があります。まずはクリック型です。バナーをクリックするたびに料金が発生する仕組みです。内容にもよりますが、1クリック当たり10円から数百円程度のコストの発生するのが相場です。

インプレッション型もあります。バナー広告が表示されると料金の発生するシステムです。1インプレッション当たり0.5~100円程度が相場です。FacebookやLINEのようなSNSに表示する際に採用されることも多いタイプです。

成果報酬型とは、バナーをクリックして商品の購入や資料請求など一定の条件を満たしたときに報酬の発生するものです。これは成約価格に対する一定のパーセンテージが報酬になります。だいたい20~40%というのが相場です。

月額保証型のタイプもあります。これは月額一定料金を支払うタイプになります。あまり広告が見られなくても一定金額が発生しますので、相手のメディアが自分たちの商品の購入層に合致しているかどうか見極める必要があります。

バナー広告が利用できる媒体

バナー広告が利用できる媒体はいろいろとあります。一般的なホームページにも表示することは可能です。Yahoo!やGoogleなどのメジャーな検索エンジンに表示することも可能ですし、個人で運営しているブログなどにも掲載できます。より多くの人が閲覧するサイトに出向すると、費用もより高額になります。

最近では若者を中心にSNSをやっている人も多いでしょう。FacebookやInstagram、LINEなどにバナー広告を表示することも可能です。またYouTubeなどの動画サイトにバナー広告を貼り付ける方法もあります。コロナ禍で自粛生活が広く浸透した現在、YouTubeの動画を部屋の中で視聴する人も増えています。今までよりも高い広告効果が期待できます。

バナー広告作成の基本

バナー広告を作成するなら、まず目的を明確にすることです。商品の認知向上、イベントの集客などいろいろな目的があるので、まずははっきりさせておきましょう。その上でだれに対して広告を出すのか、ターゲットを絞り込みましょう。より具体的なペルソナを設定したほうが、どんなメッセージを届けるべきかも明確になります。

バナー広告作成のコツ

バナー広告を作成する際には、目的やターゲットを意識したデザインを考えることです。例えば夏場の商品やキャンペーンを検討しているのであれば、海やセミ、麦わら帽子、ビーチパラソルなどの夏を連想させる画像や動画を含めると、見ている人もイメージしやすくなります。

またバナー広告が完成しても、思い通りの効果が出ているかどうかチェックしましょう。思っている効果が出ないのであれば、どこか問題があるはずです。原因を特定して必要な改善を繰り返すことで、より訴求力のある広告に仕上がります。

バナーを作成するツール紹介

バナー作成のためのツールもいろいろと出てきています。その中でも初心者でも扱いやすいツールとしておすすめなのが、バナープラスです。初心者でも直感的に操作できますし、しかもプロのデザイナーと比較してそん色ない仕上がりにできると評判です。画像パーツも豊富で、実に4,400種類がラインナップされています。

ボタンメーカープロも初心者向けのツールです。100種類以上の画像素材が用意されています。シンプルで低コストなバナー広告を初心者でも無理なく作成したいと思っているのであれば、要チェックです。

まとめ

バナー広告はビジュアル的なインパクトがあるので、宣伝効果を高めたいと思っている人におすすめです。ただし目的を明確にしたうえで作成しないと、効果はなかなか上がりません。何を伝えるべきか、誰にメッセージを出すのか、しっかり考慮しながら作成しましょう。

執筆者

三浦 巧

三浦 巧 / 集客アドバイザー

オンライン・オフライン問わず集客をお手伝いしています。イメージ広告よりもダイレクト広告が得意で、割と幅広い情報に精通。企業は営業特化型よりも総合力が高い方が強いがモットー。

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